2019-04-24 第198回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
対策工事の進捗で重大な土砂災害の危険が急迫しているということではないと認められたとも聞いていますけれども、一方で、流域では多くの崩壊斜面がありまして、斜面からの土砂が下流に堆積して、豪雨だったり洪水のたびに河川が氾濫するのではないかと住民は心配しています。
対策工事の進捗で重大な土砂災害の危険が急迫しているということではないと認められたとも聞いていますけれども、一方で、流域では多くの崩壊斜面がありまして、斜面からの土砂が下流に堆積して、豪雨だったり洪水のたびに河川が氾濫するのではないかと住民は心配しています。
JR九州豊肥線につきましては、阿蘇大橋地区の大規模崩壊斜面において年明けから有人施工が可能となることを踏まえまして、復旧方法等についてJR九州と関係機関との間で協議が進められるということでございます。 この阿蘇大橋地区につきましては、熊本と大分を結ぶ交通の大動脈が通りまして阿蘇観光の玄関口でもございますので、国の技術力を結集して、一日も早い復旧に努めてまいりたいと存じます。
さらに、立野川地区や高野台地区など八か所において、この度の地震で発生した不安定土砂や崩壊斜面に対し熊本県と大分県が砂防堰堤などを緊急的に整備するため、災害関連緊急砂防事業などを実施することといたしました。 今後とも、二次災害防止のため、熊本県などと相談しながら全力で支援してまいります。
当該地区においては、国直轄で崩壊斜面対策を実施するほか、阿蘇大橋についても、国が代行して整備することとしたところです。対策に当たっては、崩壊した斜面の安定化と国道及び鉄道の一体的復旧が必要であり、国の技術力を結集して対応してまいります。 また、本日から復興法を初めて適用し、国が熊本県や南阿蘇村に代行して、俵山トンネルを含む県道や村道の復旧工事を行ってまいります。
当該地区におきましては、国直轄で崩壊斜面対策を実施するほか、阿蘇大橋につきましても、国が代行して整備することとしたところであります。対策に当たっては、崩壊した斜面の安定化と国道の一体的復旧が必要であり、国の技術力を結集して対応してまいります。 また、本日から復興法を初めて適用し、国が熊本県や南阿蘇村に代行して、俵山トンネルを含む県道や村道の復旧工事を行ってまいります。
これらの事業により、不安定土砂の対策を進め、崩壊斜面等から河川へ流出する土砂の軽減を図ってまいりたいというふうに考えてございます。
こうした崩壊斜面の安定と地域の基幹道路である国道五十七号、阿蘇大橋を含む国道三百二十五号の早期復旧は、地域の生活再建は言うに及ばず、観光地阿蘇の復活、ひいては熊本県全体の復旧復興のまさに要となるものであります。地元も国による早急の復旧を望んでおります。
なお、熊本県から要請のありました南阿蘇村阿蘇大橋地区の崩壊斜面については、直轄砂防事業により緊急的な斜面対策を実施してまいります。 今後とも、二次災害防止のため、自治体への支援を全力で取り組んでまいります。
応急対策工事につきましては、先生御指摘のように、現地が道路もない奥地でありますことから、ヘリコプターを用いまして、先日、七月十二日の日曜日から崩壊斜面の浸食防止のための吹き付け工と崩落した土地の流出防止のための土留め工、この二つから成ります工事を開始したところでございまして、全力を挙げて早期完了に向けて取り組んでいくつもりでございます。
今委員の御指摘のありました中でも一番大きな河道閉塞を起こしました寺野、東竹沢地区につきましては、本年秋の完成を目指しまして、現在、砂防堰堤の建設及び崩壊斜面ののり面対策等を鋭意進めているところであります。 さらに、平成十八年度からは、地すべりの多発地域であります芋川流域におきまして、新規に直轄地すべり対策事業に着手しまして、当該流域におきます集中的かつ迅速な対策を講じることとしております。
私も、昨晩、現地に赴き、古平側トンネル坑口において崩壊斜面の状況、坑内の落石状況、さらにトンネル上部の土砂除去の作業状況を確認するとともに、警察、消防、自衛隊、関係する町の救出作業に携わっている方々に、被災された方々の一刻も早い救出に向け全力を挙げて取り組むよう改めて激励、督励してきたところでございます。
建設省としましては、岩盤除去の専門家の派遣等を行ってきたところでありますが、引き続きできる限りの支援を尽くしてまいる所存であり、私も昨晩現地に赴き、古平側トンネル坑口において崩壊斜面の状況、坑内の落石状況、さらにトンネル上部の土砂除去の作業状況を確認するとともに、警察、消防、自衛隊、関係する町の救出作業に携わっている方々に、被災された方々の一刻も早い救出に向け、全力を挙げて取り組むよう改めて激励、督励
これに基づいて、建設省としては鹿児島県に対して、二次災害防止のために、不安定な土塊の除去とか立木の伐採、それから崩壊斜面に対するところのシートの被覆、防護さくの設置等の指導をいたしますとともに、建設省の土木研究所の担当官を派遣して災害の実態について調査を実施したところでございます。
したがいまして、この崩壊斜面の一番のいわゆる足元、脚部を安定させることがまず最も必要になるわけでございまして、そのために砂防ダムあるいは床固めといった施設によりまして、これを階段状に設置いたしまして土砂の動きを固定するということが、まず必要になるわけでございます。
○政府委員(井上章平君) ただいま御説明申し上げましたように、今回の災害の原因につきましては、崩壊斜面上部にあらわれておりますすべり面及び移動した土の形態等から判断いたしますと、これは単なる土砂の崩落ではなく、大規模な地すべりであるというふうに考えておる次第でございます。
現地調査をした結果、崩壊斜面の上部に明瞭なすべり面があるということを見ておりますし、また移動いたしました土塊の形態等から急斜面における大規模な地すべり現象だというように私どもは認識をいたしております。
○井上(章)政府委員 本件災害の原因につきましては現在調査中でございますが、崩壊斜面上部にあらわれた明瞭なすべり面及び移動した土砂の形態等から、大規模な地すべりであると考えております。
今年は消雪がおくれており、しかも五月上旬から中旬にかけて平年より気温が高い日が続いたため融雪が著しく促進され、崩壊斜面上方の区域における融雪水が地中に浸透し、それが多量の地下水となって崩壊部分に集中する状態にあったと判断されます。
ことしは消雪がおくれており、しかも五月上旬から中旬にかけて平年より気温が高い日が続いたため融雪が著しく促進され、崩壊斜面上方の区域における融雪水が地中に浸透し、それが多量の地下水となって崩壊部分に集中する状態にあったと判断されます。
○江藤説明員 御指摘の崩壊斜面に対します今後の復旧方針でございますが、この竜ケ水地区の山腹斜面につきましては、萌芽更新によりますところの約三十五年生の広葉樹林で従来覆われていたわけでございますが、当地が約五十度の急傾斜地であった上に、また六月十五日から十七日にかけましての二百ミリ余の豪雨がございまして、地盤が非常に膨軟といいますか、ふくれて軟弱になってきておったところにもつてまいりまして、二十三日から
で、先生御承知のようにあの災害につきましては、流出した土砂の二次災害防止という意味で、流出土砂に対する対処の仕方といたしましては建設省所管でやる、それから新規崩壊を起こすという上流のいわゆる崩壊斜面でございますけれども、それにつきましては林野庁所管ということで基本的には調整をいたしております。
これは私どもの所管でございませんが、私どもの立場といたしましては、いわゆる崩壊斜面の対策というものにつきましていろいろ努力してまいっておるわけでございますが、そういうようなことがありましたものですから、二次災害というものを非常におそれております。